いわてJAZZ2011に行ってきました

昨日、いわてJAZZ2011に行ってきました。
●”いわてJAZZ”2011スペシャルバンド
ソロコンテストの引率・伴奏を終え、北上の行きつけのメガネ屋さんでレンズを変えた後、高速を(法定速度で)すっとばし、なんとか3曲目から見ることができました。
メンバーのほとんどは、大船渡のビッグバンド「大船渡サンドパイパースオーケストラ」からで、被災もものともせず、明るいサウンドでした。1、2曲目のドラムのしゅんぴ君はSmoothVamps2011のドラマーでもあり、彼の雄志が見られずほんとーに残念!
●寺井尚子
中学生のころからずっとファンだった、ジャズヴァイオリニストの寺井尚子さんを始めて生で見ることとなりました。東京JAZZの映像等でパワフルなパフォーマンスは知っていましたが…いやー、すごかった。そしてホールでのコンサートであることと、客層を良く理解してプログラミングしてくれました。バンドも良くコミュニケーションが取れていてインタープレイもたくさんありました。
●松居慶子
続いてSmoothJazzの女王松居慶子。いや、ケイコマツイ。Smooth系の局でいっつも聴くあっちでは大人気の人です。バンドでは安定感と実験的な音とのバランスが良く定評がありますが、ソロピアノではちょっと冗長している感じ。好きな人は好きだと思いますが、日本でいう「ヒーリング」的な音に終止してしまったのがちょっともったいない。リズムマシンとか、サンプラーとか使って工夫を凝らして欲しかったです。ネイティブなイングリッシュスピーカーだということが分かりました。
●Bob James
遂に生で出会えました!ソロピアノ、ということでちょっと警戒していました。が、やはりボブジェームスだった!フォープレイの時や、ソロ活動のバンドの時の音しか知らなかったのですが、まず何ってピアノがうまい。超うまい。それから、(これはチックコリアの時にも感じたのですが)インプロヴィぜーションやアレンジのヒラメキが半端無い。そして、色んなスタイルを持っているけど、最終的に俯瞰すると「ボブジェームスの音楽」になっている。すごい。めちゃくちゃすごい。かなり良かったですよ。Smooth系の曲はあんまりやらないのかなー、っつーかソロじゃできないよなー、って思ってたら、最後の最後に私の大好物の「Restoration」をやってくれました!!感涙!!!前はFM-IWATEの「朝のペパーミントタイム」のニュースだったか天気情報だったかでかかってた曲です。いやー、すばらしかった。
●松居&Bob
連弾で、しかも譜面に沿って…というところだったので、ちょっと頭を休める感じ。時間的にも、疲れ的にもちょっと厳しかった。寺井尚子を渇望しました。
●まとめ
最後はスペシャルバンドと寺井、松居、ボブ勢揃いで、ボブジェームスの新曲を。これはもう文句なしに素晴らしくて、しかもやっぱり震災のことを考えてしまうと感無量。ま、松井慶子とボブジェームスの二人はパッケージになっているだろうし、こういう順番しかできないのも理解できるんですが、寺井サマとボブのソロがやはり秀逸。単品でも盛岡来てくれないかな…。
そんなこんなで、実り多いいわてJAZZでした。混ざってた人々!うらやましいぞ!!!今度は声かけてほしぃ。

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