岩手大学吹奏楽部の定期演奏会に行きました
高校まで吹奏楽べったりだったので、結構聴けますよ。
で、総評。
上手い。上手いんだけど、全然(失礼)音楽的ではありません。
たぶん、推測ですが楽譜から音楽を読み取る能力が無いのでしょう。
で、これってアタリマエですよね。
教えられなきゃできないし、教える場がありません。
すんごくみんな一人一人が頑張っている様子は分かるし、演奏会にまつわる苦労も分かるつもりです。
ま、高校生の私だったら憧れる、素晴らしい演奏でした。
偏屈になってしまったのは、誰のせいかしら。
楽譜のせいですね。
楽譜の解釈について考えまくった大学生活。
そんなところです。
分かる人が少しでも岩手県の音楽のことを考えて生きていかなきゃならないのかも、と思いました。
明日はまた解釈して、ピアノを弾きます。
コメント
聴きに来てくれてたのね、うれしいです。
私も聴いていて
「うまいんだけど、わくわくしない」と思いました。
彼らの思いが伝わってこなかったのよね。
今日は、思いをこめて…練習します。
かっきーもすてきな音楽してね。
>mooさん
今論文で書いてることとかぶるので筆が走りますが。。。
簡単に言ってしまえば楽譜は、冷凍食品のハンバーグに、ソースが付いてないような感じでしょうか。
で、楽譜を読む作業っていうのはチンするってことで、そこからちゃんとハンバーグにするには演奏者がタレを考えなければならないんですよね。
でもアマチュア音楽団体だと、チンして「できた~!」と思いがちなのだと思います。責任は彼らにはありませんが、作曲者にもありません。
楽譜を解釈することを知っている人間が、啓蒙活動を怠っているのだと強く感じました。
特に岩手は。特に吹奏楽は。
「アマチュアだから本格的にしなくて良いの」という精神がどこかしら存在しています。
音楽に「本格」も何もないと思うのですが。
こんなに書いてますが、でも演奏会は楽しかったんですよ!!!
入ってたら良かった!と思う瞬間も多々ありました。