Catching Waves – Veronica Mortensen

「Suntory Saturday Wating Bar “AVANTI”」という大変上質なラジオ番組が昨年の3月で終わってしまいました。土曜の17:00~毎週それを楽しみにしていたのです。あるときはMDに録音して一週間に何度も聞き返しましたし、岩泉にいる頃はFMが入らなくてわざわざ受信できるところに移動したりと今思うと相当なこだわりようでした。
終わってからも癖で土曜の夕方はラジオを聴いてしまいます。後継の番組はちょっと趣味が合わなくてどうしようかと思っていましたが、NHK-FMの「ラジオマンジャック」を聴くようになりました。まぁ概ねお馬鹿なお話が多いのですがDJは鉄壁の赤坂泰彦で、選曲がとにかく良いのですね。
で、去年の7月に選曲された「Lucky」を聴いてデンマークのVeronica Mortensenに出会いました。

おおお…と衝撃を受けたのはまず歌よりもドラムです。よくリズムについては深く考えることがあり、それなりに意見を持って聴くのですが、柔と剛を兼ね備えるドラムでした。そして歌がそのリズムに負けない音楽的アピールを持っています。
さっそくアルバムを買いましたが、これはアタリでした。
全曲オリジナル、スタンダードを一切入れず。緩やかな一曲目を打ち壊す重めのグルーヴィーな2曲目、そこからはもう一気に最後まで聴けます。北欧というと得てして暗くなりがちなイメージもありますが、基本的に彼女はパワフルです。バックのトリオも迷い無く楽しんでいる勢いがあります。4beat中心に聴いてるとちょっと辛いかもしれません。雑食の方にオススメ。
ちょっと調べてみると「満を持しての全世界リリース」だったようで、気合いの入ったアルバムですね。
新作が待ち遠しい人となりました。

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