ここ数年間、たましいが抜けたようになっていたなぁ、と感じています。
先週、久しぶりにお声がけいただいた、合唱の伴奏の本番が終わりました。なかなか苦戦しましたが、骨のある曲で、正面からあたることができました。明日はまた別件で連弾の本番があります。顧問をしている吹奏楽部では、実はここ最近、あんまり納得いくような音楽ができていなかったのですが、今日、なんだか血が通ったような時間を過ごせました。それから、3月末にはお呼ばれして出たジャズのライブで、とっても楽しくピアノを弾くことができました。
さて、月がとってもきれいな今夜は、昔伴奏をしていた先輩からメールを貰いました。
メールを貰ったのは全然別件だったのですが、大学時代の自分をふと思い出しました。
あの頃の音楽が身体の中に入っていて、音楽が血であり、音楽が肉であった、あの感覚。
そんな自分を客観的に捉えられるぐらい、今の私は音楽が身体の外に出てしまっています。
でも、自己嫌悪とか…後悔とか、そういうことは感じていなくて、この春が転機なんだろうなって、なぜか前向きです。
「ただ、音が並んでいるだけ」
つい何ヶ月か前まで、そう考えようとしていたのはどうしてだったんだろう?
これから、リハビリ期間に入ります。たくさん、みっともない音楽をするかもしれませんが…また自分の生きる意味と音楽が重なるようになりたいです。
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